新着 野辺 正二 1976年製
野辺 正二 1976年製 が入荷しました。
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ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.2mm/6弦 4.1mm
〔製作家情報〕
1935年生まれ。東京の指物職人であった父野辺幾衛がその技術を生かしギターの修理をする事から野辺ギター工房は始まります。1965年に独立し自身の工房をスタート。江戸指物師の流れを汲む家系らしく良質な木材の選定と高い工作技術、意匠のセンスと味わい深い外観の仕上がりなどが特徴です。音色もそのたたずまい同様に渋く滋味深いもので、スペインギターを基本としながらも華やかさとは一線を画した、まさにいぶし銀のような味わいを持ったものとして他にはない個性を持っています。
同様にギターを製作した野辺邦治は兄にあたります。生涯現役で良質なギターを製作し続けましたが、2004年に死去。現在は息子の野辺雅史氏が父の工房を引継ぎ、彼の残した工具やストック材を使用してブランドを存続しています。またもう一人の息子野辺成一氏も独立して自身の工房を立ち上げ、クラシックギター製作のほか古楽器の修理やアンティーク家具の販売をおこなうショップを経営しています。
〔楽器情報〕
野辺正二 No.15 640mm仕様 1976年製Usedの入荷です。クラシックモデルですが表面板高音側にはゴルペ板が装着してあります。全体に弾き傷、摩擦あとがあり部分的に塗装の摩耗も見られます。ネックは真っすぐを維持しており、フレットは1~6フレットでやや摩耗見られますが演奏性には問題のないレベル。表面板下部の高音側に割れ補修履歴あります(内側よりパッチ補修)。
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