新着 マヌエル・レジェス・イーホ 2005年製

フラメンコブランカが入荷しました。

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ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:フステーロ
弦 高:1弦 2.6mm/6弦 3mm

[製作家情報]
スペイン、コルドバに工房を構える、フラメンコギターでは現在のスペインを代表する一人となったマヌエル・レジェス・イーホ(1968~)。偉大なる父マヌエル・レジェス1世(1934~2014)との、1994年から彼が亡くなるまでの長年の共同作業を経て、この偉大なブランドの真の後継者として、広く認められる存在になりました。彼自身そして父親にとってもルーツといえるマルセロ・バルベロ1世への変わらぬ傾倒、そしてバルベロ的な美学を独自に洗練させた父の仕事を、そのまま最良の形で受け継ぎ、新たに発してゆく彼の仕事もまた、やはり称賛に値する素晴らしさと言えるでしょう。そのギターは内部構造から外観のたたずまい、細部の意匠、そして音響までが如実に敬愛する父親の影響を受けており、迫力と洗練、華やかな気品といったこのブランドの特徴が十全に備わった楽器となっています。

[楽器情報]
マヌエル・レジェス・イーホ製作 フラメンコブランカ 2005年Used良品です。父親と共に工房でギター作りを始めてから10年を経たころの作で、高い水準でのトータルクオリティを有した佳品。発音の反応性はフラメンコギターとしての的確さで心地よく、適度のふくらみを持った鳴りはしかし各弦各音の分離の良さを決して失わない。響きは明朗でどの音もニュアンスに富み、音楽的な表情は実に豊か。例えばバルベロ1世や同じくその直系とされるアルカンヘル・フェルナンデスの硬度の高い粘りを持った響きとは異なり、やはりレジェスの特徴はしばしばクラシカルなとさえ言われるそのきりっとした優しさにあり、本作はそれが不足なく体現された一本となっています。

内部構造はサウンドホール上下に一本ずつのハーモニックバーと左右対称7本の扇状力木、そしてブリッジ位置にはほぼ横幅いっぱいにわたって貼り付けられた1枚のプレート板、その他サウンドホール周りとネックヒール近くにも補強のためのプレート板が貼られていますが、この全体の配置はやはりレジェス1世にほぼ準拠した構造となっています(一世に特徴的だった扇状力木の間と間をつなぐ短いバーの設置はここでは見られません)。レゾナンスはGの少し下に設定されています。

状態は20年弱を経たフラメンコギターとしてはとても良好で、表面板指板脇とゴルペ板周りに少々のスクラッチあとのほか、横裏板は数か所の微細な傷のみ。全体はセラック塗装による繊細な仕上げですが、こちらもきれいな状態です。ネックは真直ぐを維持しており、フレットはほんのわずかに摩耗ありますが適正レベルを維持しており演奏には全く問題ございません。ネック形状はDシェイプのフラットな仕様で高音側はグリップ感を重視して低音側よりも角の取れた丸みのあるシェイプにしてあります。ナット(0フレット)幅はやや広めの54㎜でナット上の弦幅もこれに即して44㎜と少し広めの設定になっています。糸巻はフステロ製を装着。重量は1.46㎏。

 

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