YAMAHA 1981年製 GC-7
YAMAHA 1981年製 GC-7
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:オリジナル
弦 高:1弦 2.7mm/6弦 3.9mm
[製作家情報] 総合楽器メーカーとして世界最大規模を誇り、楽器製作と音楽事業だけでも圧倒的なシェアを誇るヤマハ(1887年 静岡県 浜松市に創業)は、クラシックギターの普及にも早くから取り組んでいました。1960年代にクラシックギターの需要が世界的に高まりを見せ、国内でのクラシックギターの市場を活性化するべくヤマハは1966年にギター研究科を新設し手工ギターの研究開発に着手します。そして翌年には当時スペイン、グラナダのメンター的存在となっていた製作家のエドゥアルド・フェレールを招きスペイン伝統工法の指導を受け、更に1973年にはマヌエル・エルナンデス(エルナンデス・イ・アグアド)を招聘し技術指導を受けています。これらの集中研修の結果生まれたのがグランドコンサート(GC)シリーズで、これは現在に至るまでヤマハクラシックモデルのハイスペックシリーズとして内容を変えながら継続しています。
〔楽器情報〕
YAMAHA 1981年製GC-7 状態良好の中古が入荷致しました。ラベルには江崎秀行のサインが入っています。このブランドらしいしっかりとした造りと剛健な音が特徴。製作から40年が経過していますが僅かなキズ、衣服の摩擦跡と一部塗装のほんのわずかな変色のみで全体に非常に良好な状態。割れなどの大きな修理履歴もありません。ネックは真直ぐを維持しており、フレットもほとんど摩耗有りません。GCシリーズは頻繁にラインナップを変更し仕様も変化させているため、本モデルは現在では廃番となっています。